俺様彼氏とあたしの未来。
クリスマスはいつも通り仕事三昧。



店も先月で1周年。



鳴瀬には世話になりっぱなしだ。



「鳴瀬の給料上げてやる。」

「マジか!?」

「うん。1年経ったから昇給昇給♪」

「ボーナスも弾んでね♪」

「いくら欲しい?」

「500でいいよ♪」



鳴瀬のボーナスはカット。



「じゃあ俺はハニーのとこに帰る。」

「何だよハニーって…。」

「じゃあな鳴瀬。」

「おぅ。」



亜香里は寂しいクリスマスになってんじゃねぇか?



今から帰るから少し待ってろよ?



「ただいま。」

「お帰り~♪」



12時を回る前に帰って来れた。



「ねぇ蓮司♪サンタさんがブレスレットくれたの!!」

「おぉ♪それはよかったな♪」

「朝起きたら枕元に置いてあったの♪ありがとサンタさん♪」



そう言って抱きついてくる亜香里。



離したくない。



離れたくない…。



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