無口な彼が残業する理由 新装版



自宅に到着したのは12時半頃だった。

昨日丸山くんが買ってきてくれたスポーツドリンクをグビグビ飲んで、

着替えてメイクを落として肌の手入れをする。

思えば今日は朝5時頃に起きたんだっけ。

長い一日だったなぁ。

今朝丸山くんが使っていたブランケットにくるまってみた。

丸山くんのあの涼しい香りはしなかったけれど、

一晩を共に過ごした事実が胸を疼かせる。

だけどやっぱり愛華ちゃんのことが気になって、

重くなっていく心を宥めるように

今朝彼とじゃれ合ったベッドで

眠ることにした。





< 165 / 382 >

この作品をシェア

pagetop