【完】君しかいらない
「さぁ~、どうかな?」


奏太くんは、ニヤニヤ笑ってる。



「絶対…そうだ。お兄ちゃん…奏太くんに、迷惑かけないでよ…」



「迷惑?全然。逆に、嬉しかった」



「嬉しい…?それに、やっぱりお兄ちゃんが…」



「俊さんから連絡があったのはホントだけど、愛梨ちゃんの元気がないって、相談されただけだから。

今日、ここに来たのは…俺の意思で。俺が、愛梨ちゃんに会いたかったからだよ」



奏太くんが…あたしに?



優しい笑顔を見せてくれる奏太くん。



「だからって…電話でも、よかったのに…」

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