【完】君しかいらない
なにこれ、なにこれ!


あたし…すっごく、ヘンだよ。



顔が熱くて、胸がドキドキする……。



奏太くんはもともとカッコいいんだけど、至近距離で甘い顔で見つめられると……もう、どうしていいのかわからなくなってくる。



「…あれ、どーした?」



奏太くんも、てっきりあたしが反撃してくるんだと思ってたみたいで、不思議がってる。



「なっ……なんでもない!」



コーヒーを飲むフリをして、カップで顔を隠すようにして少し俯いた。









……あたし、あたし。



なんか、ヘンだ。



意識してるから、よけいそうなのかもしれないけど。



奏太くんの目が……



見れない。


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