【完】君しかいらない
最初は、安元くんと夜行バスに突然乗ったこと。



それから、お兄ちゃんの近況。



そして、バイトのこと。



あっくんのことは、お兄ちゃんからお母さんに話してくれてたみたいで…今日は何も聞かれなかったんだ。



その代わり、奏太くんのことをお兄ちゃんがいっぱい話してたみたいで、奏太くんとのことをたくさん聞かれた。



もちろん…付き合うようになったことは、



とりあえず、秘密。



だって、まだ話す心の準備ができてないんだもん!



お母さんはかなり怪しんでたけど、



あたしは、友達だよ!の一点ばりで、とりあえず通しておいて、夕飯を食べたあとは、そのまま部屋に逃げこんだ。



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