【完】君しかいらない
俺はさっきから掴んでいた角材を、目一杯力を込めて、振り回した。


俺の力に負けた男が、角材の端から手を離す。


もう……後先どうなるとか、なにも考えられなかった。


ただ自分の身を守るのに必死だったのと、


壊れてしまいそうな自分の心を、どうにも自分でセーブできそうになかった。








気がつくと、俺は……


深い暗闇の中にいた…………。







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