【完】君しかいらない
素直に喜べばいーのにな……。
「奏太くん、どのページ見て笑ってるの?」
愛梨ちゃんが興味深々にアルバムを覗きこんでくる。
「んー…コレ。陽斗の顔…変わんないなーと思ってさ」
「あ~、みんなに乗っかられて大変だねぇ。ププッ、安元くん…嫌そーな顔してる」
「うん、これでもアイツは喜んでるんだけどね」
「そっ、そーなの!?わかりにく~い!」
「だよなぁ~。愛梨ちゃんにも、いつも相当こういう顔見せてるよな」
「うん。よくこーいう顔してる。そっか~、喜んでるんだ……」
愛梨ちゃんはまじまじとアルバムを見つめてる。
「安元くんって…どうして感情を隠そうとするんだろうね……」
「あー…なんでだろ。わかんねぇ…。性格じゃね?」
「性格かぁ…」
「奏太くん、どのページ見て笑ってるの?」
愛梨ちゃんが興味深々にアルバムを覗きこんでくる。
「んー…コレ。陽斗の顔…変わんないなーと思ってさ」
「あ~、みんなに乗っかられて大変だねぇ。ププッ、安元くん…嫌そーな顔してる」
「うん、これでもアイツは喜んでるんだけどね」
「そっ、そーなの!?わかりにく~い!」
「だよなぁ~。愛梨ちゃんにも、いつも相当こういう顔見せてるよな」
「うん。よくこーいう顔してる。そっか~、喜んでるんだ……」
愛梨ちゃんはまじまじとアルバムを見つめてる。
「安元くんって…どうして感情を隠そうとするんだろうね……」
「あー…なんでだろ。わかんねぇ…。性格じゃね?」
「性格かぁ…」