【完】君しかいらない
そのとき…
ポケットで、俺のケータイが震えるのがわかった。
まさか…
また?
考えたくない……
俺は……
この闇を、早く抜けだしたい……。
全ての想いを捨て去るかのように、
俺は司の唇に、自分のそれを重ねた。
ポケットで、俺のケータイが震えるのがわかった。
まさか…
また?
考えたくない……
俺は……
この闇を、早く抜けだしたい……。
全ての想いを捨て去るかのように、
俺は司の唇に、自分のそれを重ねた。