恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
ヤツはタクシーを捕まえて車内へと乗り込む。




私は目に付いた白い車に乗り込もうとする男に声を掛ける。



車は左ハンドル高級車。


「おい!私は警察だ!!さっき走り去ったタクシーを追って欲しい」


「!?」


「・・・」


私は男の返事を聞く前に、男を差し置いて、運転席に乗り込んだ。



男は仕方なく、助手席に乗り込む。



私は男から渡された電子キーを差し込み、エンジンをかける。




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