恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「きっと…紫苑は助かる…」



栗原さんは私の肩を優しく抱いてくれた。



「うん」



「…大丈夫…大丈夫だ」



「お父さんとお母さんのように・・・私を置いて…死なないかな?」



「…心愛ちゃんにとって紫苑は大切な人なんだな」



「はい」



失いかけて気づく紫苑の存在の大きさ…



私にとって今…一番大切な存在は紫苑あなたよーーー・・・



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