恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
私はハッキリした返事は言えず、




「考えさせてくれ」
と無難な返事をして、時間稼ぎ。



私の中ではハッキリとキモチはキマってるけど。



その日の夜。


『オアシス』を訪ねた。



「待ってたよ…心愛」


馴れ馴れしく呼び捨てる左京さん。


私に殴られた頬には痛々しい紫色の痣を残していた。




「すまない・・・痛むか?」


「親父から聞いただろ?結婚の話・・・」
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