恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「…心愛?君か…俺の納車仕立てのべ○ツを廃車にしたのは・・・」


彼があのべ○ツの持ち主。



「その件は本当に申し訳ありませんでした…私が一生賭けてでも、1000万は返済します」



「紫苑が新しいべ○ツを購入してくれて話は付いてる…」


「ええ~っ?」


紫苑はこめかみをポリポリ掻いて、私から視線を逸らした。



「…で、直ぐに解決できそうか?」


「それは・・・」


「早急に解決して貰わないと困る!」


「わかっています。でも、その容疑者が…内閣の大臣の親戚で…」



「・・・おい!?紫苑…刑事としての守秘義務があるだろ?まだ、容疑者段階のホシの素性を明かすのは…違反だ!!」


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