死刑囚と犬
「分からないぞ!

いったい何が無いと言うんだ!」


男が言葉を言い終わると
同時にカウンセラーが男の顔を蹴った。


飛び散る血。


男は再び床にうずくまる。



「クズのくせに私に
敬語を使わないなんて


失礼な…


私は少し調べたんですよ。



あなたは家族とも疎遠。


大事な財産も
大切な友達や恋人もいない。



だから

無いなら作ればいいと思ったんですよ」



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