死刑囚と犬
「あなたが殺した弘美さんも


弘美さんの親もそう言って懇願していませんでした?」



男が見る見る恐怖の表情に変わっていく。



弘美を刺す瞬間の


「助けて…助けて…」


という言葉が
頭に浮かんできた。



その恐怖に耐えられなくなった男は
顔を歪め歯をガタガタと鳴らし始めた。




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