摩天楼Devil

秘書ヒナ誕生?

翌日のこと。
お昼のお弁当を食べながら、


同じく、Rose decoraが好きな親友 真悠子に報告をした。


ワンピとバイトについてを。


彼女は箸を置いて、私にかぶり寄る。


「ちょっとぉ、大丈夫なの?」


「大丈夫!叔父さんの紹介で、常に傍にいるんだから」


「ならいいけど、お給料なんか一週間後まで分かんないんでしょ?ましてや、肝心の仕事内容まで」


真悠子は玉子焼きを口に含む。


「怪しくはないでしょ?身元もはっきりしているし。なんてたって、センチュリーMarketよ。
そもそも叔父さんは、犯罪に関係ありそうな人物に部屋を貸さないわ」


それは、言いきれた。

真悠子はまだ心配そう。


「なんかあったら、その叔父さんはもちろん、私にも連絡しな」
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