これが恋だとするならば・・・
「・・・残念。


まぁ、


俺に会いたくなったら、
いつでも2-3にきてね。



じゃあね。智里。




そしてその他イロイロの皆サン、
サヨーナラ。」





アイツは


このクラスに、



沈黙を



残して、



アッサリと


帰ってしまった。





嵐は、


何もかも巻き込む荒らい風と



過ぎ去った後、



静寂を
落としていく・・・。





彼が去ったあと、



「・・・謎ィ・・・・。」



私は


この意味不明な


感情に悩み続けた。




授業どころではありません。




アイツも



自分の心さえも


謎いんです。





先生。




この気持ち、



なんというんでしょうか??




モチロン、





その答えは





教科書も
先生も




教えてはくれない。




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