空と微笑みと君と
I Love 駄菓子屋
 
side 梓


私は

スルメのために

大好きな駄菓子屋さんへと

向かっていた。


「おばあちゃん

 こんにちわー!!」


「おや、

 いらっしゃい。

 梓ちゃんじゃないの。」


ここのおばあちゃんとは

幼稚園のころからの知り合いだ。


「今日もスルメかい?」


「うん。

 なんてったって、

 わたしの成長の源だからねー」


「本当に

 こんなに大きゅうなって・・・。」

 
うん。

おばあちゃんは変わらない。

ずっと

その顔のま・・・

その姿のまんまだよね・・・・。





< 54 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop