恐怖の館
「じゃあ点滴打ちますね」


そう言って
俺の腕を引っ張ると注射を打った。


「はい。では行きましょうか。」


最後に看護婦さんがそう言ったのが聞こえた。

…っくそ。
睡眠薬だった。



「ここからが
あなた様の罰ですので…」


俺は夢の中で
さっきの美人の看護婦さんが廃墟で会った看護婦さんと同一人物だった……という夢を見た。

これからどんなのが来るのか不安で不安でしょうがなかった。
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