Sweet moment.

「薄れゆくキオク」




「まだ6時か…。」


あまり寝ていないのに、早い時間に携帯を見つめている私。


昼間のお仕事はお休みで、まだまだ寝られるのにこれっぽっちも眠くない。

むしろ眠りたくない。


理由は、どんなに馬鹿な私だってすぐにわかる。


昨日誠也から電話がかかってきた時間…

もうすぐ6時42分が来るから。


もしかしたら今日もかかってくるかもなんて、一人期待してる。



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