八重歯のあの子

ミサンガづくり



その数分、立ち尽くしていた。


さすがにおかしいと思ったのか宮崎が来た。



「どうした、伊東さん」



「・・・ううん、なんでもないよ。

 ミサンガ、作ろうか」


「・・・お、おう」

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