お前限定★LOVE
そのまま立ち上がって本を置きに行こうとする渚。
つられて俺も立ち上がる。
「なあ、渚。バグしていい?」
「は、ぐ?」
「バグしたら渚の事忘れられる気がするんだけど」
「うーん」と首を傾げて考える渚は意味を理解してない様子。天然?鈍感?
可愛い渚だから、両方を意味するんだけど…。
とりあえず腕を掴んでこちらへ引き寄せた…その時。
タイミングよくガラッと扉が開いて邪魔が入って来た。