“俺の女”
文化祭





ぴーっぴーっぴーっ…





「ん"〜‥‥ん」





アラームがなっても
布団の中で
なかなか起き上がれずに
いるあたし





…………‥‐




バンッッッ!!!!



「あかり―!?
早く起きて
支度しなさいよ!!!」

「‥は〜ぃ‥」


勢いよく開いた
扉からお母さんからの
モーニングコールが
届く‥






あれから3ヶ月後。



季節は10月下旬‥




すっかり肌寒くなり
制服も冬服へと
替わっていた






冬の朝は
どーも起きれない…‥





ただでさえ
朝が苦手なあたしには
さっきのお母さんの
一発に毎朝頼っている







ましてや
今日はいつもより早い‥




二学期の大イベント、
体育祭につづき
今日は文化祭が
あたしたちの高校で
行われるからだ




あたしは
クラスの展示の
係になっているため
早くから登校して
最終段階の確認を
しなくちゃいけない‥





ほんと…面倒臭い‥‐






気が乗らないまま
準備を着々と
済ませるあたし。





まぁ一応イベントだから
化粧や髪の毛に
気合いを入れてみた






準備を終えると
母さんが作ってくれた
サンドウィッチを持って
家を出た


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