“俺の女”



もうほとんどの生徒が
来ていて
文化祭の準備に
取りかかっていた





「もうみんな
来てるねぇ〜♪」


「‥なんか みんな
派手じゃん??」





文化祭だからか
みんな気合いが
入ってるみたいだ



いつもと違う
校舎に人柄‥
テンションは徐々に
上がってくる





「あ‥先輩たちだ‥!」





礼の目の先には
自販機の前で喋ってる
京子さんと美紀さんがいた





あれから
何度か学校で
京子さんにばったり
会ったりしたが
若干まだあたしのこと
気に入らないみたいで
一切話はしてない





美紀さんは会う度に
明るく話し掛けてくれた







京子さんはあたしたちに
気付くと
その場を離れてしまった‥




まただ‥‐




美紀さんは
"ちょっ!京子?!"と
慌てている様子だ




「美紀さん…」



「…?
あっ!!あかりちゃん♪
…‥あ‥ あ〜‥‥」




美紀さんは
明るい表情を見せると
京子さんが行った方を
見直して
"それでか‥" と
言わんばかりの
苦笑いを浮かべた





あたしの
せいですね…‥




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