【完】好きじゃないもん(続)
「由宇がいなくなると寂しくなるわね。」
「そうですね...。でも、頑張ってきてください!」
未優と椿はそういったけど私は何もいえていない。
未優が私の代わりに言った。
「んで、いつからいってきていつに帰ってくるのよ?」
その質問にも由宇は答えづらそうに...
「来年の7月ごろ?...明日出発。」
そ、そんな...。
「いきなりね...。ってさっきから未瑠黙りっぱなしだけど、大丈夫?」
未優が気遣ってくれてもそんな気分にはなれなかった。