籠の中の鳥


朝になると、昨日と同様、拓登家は、バタバタと、忙しい音をさせている。



お父さんかお兄ちゃんが起こしに来て、拓登は今日も、

「行ってきます」

キスをして仕事に行った。

前は拓登を起こす時、私がいるのを知らなくて、お父さんやお兄ちゃんが部屋を開けて

「ごめん…」

と言ったりしていた。

そのたび私はびっくりしてた。

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