【短】ホワイトデーはチョコより甘く
そして私は生徒会室を出ていった。
やだ…
涙が溢れそう…
自分が決めてしたことなのに…
けど、ここで終わらせるわけにはいかない。
私は溢れそうな涙を我慢して奈々ちゃんの家に向かった。
次は奈々ちゃん。
正直、みぃ君より、奈々ちゃんがどうするかが、一番気になった。
奈々ちゃんの家に着き、チャイムを鳴らすと、奈々ちゃんのお母さんが出た。
そして友達で今日遊ぶ約束をしてたと言うと、部屋まで案内してくれた。