恋愛の条件
とある居酒屋で3人の女たちが集まり、酒盛り会。

そして、決まって酒の肴は男の愚痴。

今夜は大いに荒れそうです……




「「「かんぱ~い♪」」」

「改めて、広瀬さんおかえりなさい」

奈央の隣で相変わらず愛くるしい笑顔を振りまくのは、後輩の佐野千夏。

奈央が国際営業部に在籍したのは、たった3か月だったが、佐野が奈央の元彼の山下裕樹と付き合っているという関係から、奈央がニューヨークに転勤となった後も連絡を取り合っている。

「佐野さん、おかえりなさいって言われても、妹の結婚式のために一時帰国しただけよ」

「ふん、修一捨てて、このままずっと日本にいればいいじゃない?」

「沙希!」

乾杯開始早々、ビールを一気に飲み干しながら毒舌は吐くモデル級の美女は、奈央の同期であり親友のはずの一条沙希。

モデル級と言うと、自分の方がモデルなんかよりもいい女だ、と憤慨するが……



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