雨の中にたたずんで

「ねぇ、答えて。答えてくれないと、もう一度聡子さんを抱くよ。次こそは中に出すからね」



優輝くんは近くにあったボックスティッシュを引き寄せると、私のお腹の上のものを拭ってくれる。





「・・・ねえ、優輝くんっていくつなの?」



私は全然関係のない質問をした。


だっていつもこうして抱かれるばかりで、優輝くんのこと何も知らない。




「・・・何、その質問。俺がいくつだって別にいいでしょ」


そう言いながら、再び優輝くんが私の足の間に顔を埋めた。


「・・・あっ・・・」


イカされたばかりで敏感な場所を優輝くんの熱い舌が押し上げるように舐める。


「・・・ひゃぁ・・・」

内腿が小刻みに震えてしまうけれど、優輝くんは腕でがっしりと押さえ込んでいて

舌でそこを何度も往復させた。


「・・・優輝くんのこと、知り・・・たいよ・・・」



優一さんと、違うって


もっと知りたい。



こんないびつな愛し方じゃなくて・・・
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