イケメン同級生と同棲中!?【完】


「ごめん明美!話はまた今度聞くから!!」


あたしは慌てて蓮を追いかける。



だけど、すぐに腕を掴まれてしまった。



「ちょっと明美…」


手を振りほどきながら振り返ると、そこにいたのは明美ではなく立花くんだった。



「どうしたの…立花くん?」


「ちょっとだけ、話いいかな?」


「でも…」


蓮の背中はどんどん遠ざかっていく。



「すぐに終わるから…」


「わかった…」



立花くんの真剣な表情に、仕方なくあたしは了承した。



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