イケメン同級生と同棲中!?【完】

｢あーぁ、言っちゃった｣


｢今のは、なし!!蓮が変なこと言うから｣


｢往生際が悪いよ、奈緒ちゃん｣



蓮は嬉しそうに微笑む。



｢そもそも、あんたって呼ぶくらい…あんたなんてあんたなんだから｣



自分でも何を言ってるのか、わからないくらい動揺していた。



だって…今この家には、あたしと蓮の二人きりなんだもん!!



｢罰ゲームとか蓮が勝手に決めただけじゃない｣


｢奈緒ちゃんは嫌だとは言わなかっただろ｣



そう言うと、蓮はあたしの肩を無理矢理掴む。



｢ホントは俺の女になりたかったんじゃない？｣


｢そんなわけ…｣



蓮があたしの頬を撫でる。



これは絶対絶命のピンチ!!