殺し屋少女の恋物語


明日、残りの10枚を完了させよう。


今日はいろいろありすぎて疲れた。

もう雷がいないと言う事実も、
あたしはroseとしてでしか生きていけないと言うことも、

受け入れてしまえば辛くなんかない。

あたしはNo2のroseだ。

狂い咲く真っ赤な薔薇。

あたしの部屋の中も真っ赤だ。

何一つ白いものはない。


あたしは白に戻れない。

もう赤色に染まってしまったのだから。
< 85 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop