素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
七海は学生時代俺がマジで惚れた女・・


俺の人生で本気で惚れた女だ。


でも、なぜ今ここに現れるんだ?


「勇人さんですよね。お久しぶりです。」

「ああ…久しぶりだな。お前ここで何してんだ?」

「私、ここのカフェで働いているんです…勇人さんは?」

「そうか・・・俺は仕事中だ。今はランチ中・・・」

「そうですか・・・お仕事中にすいませんでした。」

七海は、そういうと、頭を下げて、下がって行った

俺の頭の中は、学生時代のことが駆け巡った。。。

何度、七海をこの手に入れたいと思ったことだろう・・・
何度、やり直そうと言おうと思っただろう・・・



「勇人さん?どうされました?お知り合いですか?
 いつもの勇人さんの女性とはタイプが違いますね」

竜二が言うのはもっともだ。

俺が付き合っていた女たちはモデルなどの華やかな女たちが多い・・・

それに比べ、今の七海はごく普通の女性だ。

派手さもない化粧に、髪も黒髪のまま・・・


昔、俺が好きになった時の七海のままだ。
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