バケバケ2
それからエレジーと俺は完全にバケバケになった時雨とそしてトキと出会う。
その後バケバコを作ることになるのだが、それはまた別の話。
「エレジー…」
エレジーは顔を上げて俺を見た。
「ずっと一緒にいよう。」
「どうしたの、急に。」
「なんとなく。」
なんとなく、エレジーが近い未来に俺のそばからいなくなってしまうようなそんな気がした。
これから何かが起こる気がする。
何かはわからない。
でも、何かが…
「大丈夫。」
エレジーは静かにそう言った。
「大丈夫。何があっても私がハイネを守るから。」