バケバケ2



だから水晶玉に興味はなかった。


結果はわかっているんだもの。


ハイネ以外に映る人なんていない。


だけど、だから覗いてしまった。






そして、後悔した。







「どうして…」







水晶玉に映ったのは私のよく知る人物だった。


でも、ハイネではなかった。








黒い髪、切れ長の目、いかにも知的な顔立ち。









「…シイ。」








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