君の安眠枕は私の…!?

「もしもし?」


雪田くんが携帯を受け取り返事をしている




『あんた、私の夢李を連れ出して何してるわけ?!』

「デート」

『デート?!あんた夢李に手ぇ出して無いわよね?!』

「んー…やらしい事はしてないよ?」

『当たり前でしょ!?ってゆうか、やらしく無い事はしたってこと?!』

「キス…」

『ふざけんなぁ!夢李の胸しか見えてないくせに、何してくれてんのよ!!』

「キスって言っても間接キー…」

『キスもソレ以上も、あんたの気持ちが"夢李の全部"を好きじゃなきゃヤったら駄目っ!夢李は、男免疫0の純粋純潔乙女なのよ?!』

「会長…落ち着こうよ」

『落ち着けるかぁ!!夢李を傷付けたらただじゃ済まさないからね!』

「傷付けないよ………大切な子だもの」

『……ぇ、雪田…ソレって…』

「じゃ、そーゆうことで。会長、さようなら」

『ちょっ、雪っ…』


ブチっ…ツー…ツー…



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