作品集・LOVE MELODY
沢田君は私の右手首を掴んで、凄い力でシーツの上に引き戻す。



「やだっ!?やっ…」


高校大学とアメフトで鍛えた彼の渾身の力には敵わなかった。


「!?」
沢田君は私の首筋に唇を這わせて、強く吸った。

チクリと肌に針が刺さったような感覚を味わう。

彼は私の首筋に自分の刻印を押し付けた。



そして、そのまま…私は力づくで奪われた。


「!!?」


最悪の夜だったーーー・・・


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