光へ
〜挨拶〜
 『お願いします!』



体育館に入る時の挨拶。


今日はAM6,30からの朝練。


自分は小さい時から好きだったバレーに
毎日、力を入れている。


そんな自分は、まだ1年生だから
30分前に体育館入り。



『おはよー!』


部活仲間:『おはよー理恵ちゃん♪かなり寒くない?
もぉ〜眠たいし↓先輩後輩とか嫌んなるよね〜』



と言っても自分は1番最後の
体育館入りだったけど。


友達と愚痴りながら準備をし終え
1列に整列して先輩を待っていた。




 すると1名、何も言わず歩いてくる!!!

ダラダラとだるそうに。


自分より遅く来た奴がまだ居たんだ。
(ずるいな〜準備もしないで〜)
なんて思いながら



理恵:『おはよ!』



と声をかけてみる…



…シカト…



『おはよー海美[うみ]ちゃん!
寝坊?ズルイなぁ〜』



と他のコが話かけた



海美:『ごめん。…朝練めんどいんだよね〜。』



と気だるく返していた。


自分はその時に感ずいた…!
(避けられてる…。)




 その後のみんなでの会話にも入っていけず
1人呆然と立っているだけだった。




 そして先輩達が体育館入りし
静まり、練習が始まった。


体育館には無駄な会話さえなく
練習中に必要な発声しかなかった。


練習とはいえ
毎回、緊迫した雰囲気になるバレー部。




 海美は1年生の中で、だんとつ上手く
先輩からも気に入られている。



それなのに自分の実力は中の下程で
最近ケガをしてしまい
見学せざるおえない状態だった。





悔しいながら練習を見続けていた。
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