Sincere Love
「………え?」
すすす、好きってまさか、こんな短時間の間に私のことを好きになったって言うの?!こんな変態が!
なんだかそう思うと恥ずかしくなって、顔が熱くなっていくのがわかった。
「おいアンタ、何赤くなってんの?何思ってるか知らないけど、俺が褒めてんのは、アンタの身体ね。」
私の妄想を見抜いたかのように、彼は私に言った。
つまり、言葉のあやだ。
完全なる私の勘違い。
こんな恥ずかしい勘違いを悟られたくなくて、冷静に切り返した。
「あ、そう。よかったわ。」