高野先生の腕のなか



そして、あの女性が現れた。


あの女性が高野と付き合っていてもいなくても、私より親しいのは事実。


きっとあの二人は、高野の誕生日プレゼントを選んでいたのだろう。


このプレゼントは、渡すべきではない。


むしろ、この気持ちごと、捨ててしまった方が良いのかも知れない。



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