高野先生の腕のなか

+ 代わり




高野の誕生日から、2日が過ぎた。


結局、プレゼントは燃えるゴミに出せないまま、ゴミ箱に置き去りにされている。


いっそのことお父さんにでもあげようか。


昼休み、ノートを運びながらそんなことを思う。



.
< 195 / 357 >

この作品をシェア

pagetop