高野先生の腕のなか



貰えると思っていたが貰えなかった。かと思えば貰えた。


そんなあげて落としてあげてを体験した俺は、すっかり山崎さんを意識してしまっているようで。


「……二日前だぞ?、遅すぎだよ、」


なんて呟いてみるが、それでもサイドミラーに映る自分の顔には「嬉しい」と書いてあって、非常に笑えることだ。



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