はらり、ひとひら。


**************


「はぁ・・・」

「どうした」


お風呂からあがって、窓から
星空を眺めていると。


「ううん、やっぱり色々不安だなって」

私に出来るのかなって気持ちと、やりたいっていう気持ちがぐちゃぐちゃ。怖くないって言ったら、うそになる。


「はじめはそんなもんだろう」

師匠はきっぱり言い放ったけど、やっぱり不安は拭えきれないわけで。


「そうかな・・・?」

「そうだ。特にお前のようなお人好しな奴はなかなか慣れない」

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