エロスからタナトスへ
海辺のカフェで車を降りた。

アイスティーを飲みながら、

設計士さんの髪、肌、目、口、体形を

ひとつひとつ、チェックしていた。

やはり、はっきり言ってタイプではない。

性格はいいけど。

彼は、私とデートしてることに満足しているようだ。

でも、やっぱり試してみたい。

そんなことを密かに思ってしまった。
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