恋に焦がれて迷走中
「先輩、明日から来れません。でも、抜け出しちゃだめですからね。」


「彼氏と会うのか。」


「。。。はい。」


「そっか、拝みたいもんだな、お前にそんな顔させる男の顔。」


「見せません、勿体ないから。減ると困ります。」


「べたぼれなんだな。」


「!!。。。そう、かな?」


「好きで、好きで、やっと振り向いて貰ったんです。

 だから、怖いです。

 会ってちゃんと話せるか、嫌われちゃうんじゃないか。

 もしかしたら、他に大切な人がいるかもとか。」


「らしくないな。」

「何も知らない癖に。」


「はあ?」


「先輩は私の何知ってるんですか?

 私らしいって何?

 何処見たら私らしさがわかるんですか!!

 そんなら、、、

 どうしたら私らしい恋ができるんですか?

 先輩は、私らしい恋をさせてくれるんですか!!」



私は、言うだけ言って病室を後にした。

なんか凄いこと言っちゃってなかった?!!
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