おじいちゃんへの手紙
しばらくして家の中に入った。


そしたら、親戚のおばさんが来ていた。



「おじいちゃんに会ってあげて。」と言われたので泣くのを我慢しておじいちゃんのいる部屋に入った。



そこには大好きなおじいちゃんがいた。


母親が

「真理恵ちゃん、おじいちゃんだよ。」



と泣きながら言った。





私は頷くと同時に車に戻った。



車の中で思い切り泣いた。



こんな形で会うなんて。



元気になったおじいちゃんと会いたい。



また話したい。




またあの優しい声で「真理恵ちゃん」って呼んでもらいたい。




そういう気持ちが溢れて涙が止まらなった。
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