赤い手紙【完】
「え?
マリッジブルーとかってやつ?」
「・・・・・・・」
言葉が
見つからない。
ただ、おれが優奈を幸せにできないことは
確かだと思った。
「………………峻?
どうしたの?」
今にも泣きそうな優奈の
震えた声。
「優奈がもしガンとして、
俺が死んで臓器を移植をしたら
助かるっていわれても、
・・・・・・・・悩む。」
こんなきれいな例えじゃない。
本当に自分か優奈。
どっちか絶対に死ぬ。
人の手によって。