let's go ワイルドパラダイス

「きゃーカワイイー♪」


「ぐえっ」



3度目の窒息死寸前。



なに、なに、なに?なにが起こってる?


もっのすごい弾力性があるものに、ぎゅうぎゅうされてる?!



いい匂いもしますぅ~。


「タマキやばいモモが白目ーおちる、おちる!」


「え?あーごっめーん…モモーだいじょぶ?」


「ふぁい、だいじょぶデス」


「やぁーんやっぱりカワイイー!あたし新野 タマキ 《シンノ タマキ》よろしく」


金に近い茶髪をグリグリと巻いた、いい匂いの美女はそう言ってまたわたしを抱きしめた。


あの弾力性は彼女の胸だったのか!



う、うらやましい…。



ぎゅうぎゅうされながら思っていたわたしだった。
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