第四次幻想圏銀河急行
17
コクーン・ネビュラ
繭星雲
ひかりが
やみを
やどしている
いのちが
しを
やどすように
けれど
やみは
えいえんではない
しが
おそらくは
えいえんではないように
18
りゅうこつ座 OGLE-TR-122b
褐色矮星(かっしょくわいせい)
たとえば
夏
レースのカーテンが
そよとゆれて
やがて
かぜとなる
まどべ
また
秋
灯をけして
さらさらと
宙(そら)から
ながれこむ
つきあかりのもと
はたまた
春
ほてる頬をうめる
クローバーの葉のかげで
うおうさおうする
甲虫たちの
きまじめなすがたに
よりそうように
あからさまの
せかいから
ろぢひとつ
ひっこんだところに
はにかみやの
神々は
いますらし
コクーン・ネビュラ
繭星雲
ひかりが
やみを
やどしている
いのちが
しを
やどすように
けれど
やみは
えいえんではない
しが
おそらくは
えいえんではないように
18
りゅうこつ座 OGLE-TR-122b
褐色矮星(かっしょくわいせい)
たとえば
夏
レースのカーテンが
そよとゆれて
やがて
かぜとなる
まどべ
また
秋
灯をけして
さらさらと
宙(そら)から
ながれこむ
つきあかりのもと
はたまた
春
ほてる頬をうめる
クローバーの葉のかげで
うおうさおうする
甲虫たちの
きまじめなすがたに
よりそうように
あからさまの
せかいから
ろぢひとつ
ひっこんだところに
はにかみやの
神々は
いますらし