* 禁断の果実 *



勢いをつけた私が悪かった…




けど…






「……やっぁ!!」




振り返っただけのつもりが




数ミリの距離にあったカケルの顔。



…と













温もりを感じた……唇…。












キスしてることに気づいて




思いきり突き飛ばした。






















「…ってぇ…」



アタシに突き飛ばされて空席に思いきり突っ込んだカケル。









「…ご、ごめん」





腰をさすってるカケルを伺いながら謝ると




「星夏、力ありすぎー(笑)」



整った顔を綻ばしながら言った。





< 31 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop