新しい恋のはじめかた



「……花音」

「…んっ…」



俯いて考えていると、再び唇が重なった。



「……花音はキスすんの嫌か?」

「い、嫌じゃない……けどっ…」

「けど?」

「慣れてないから恥ずかしいだけ…///あたし… キスの仕方とかわかんなくてごめんね…?」



キスの仕方もわかんない子なんて子供っぽいって思われちゃうかな……。



「…いや、逆に知ってたら困る。いいよ。俺がたっぷり教えてやるから♪」

「え"っ……」



何か最後の♪が気になる……。



「……ま、ゆっくりでいいんだよ。時間はあるんだから」

「うん。頑張るよ!!」

「それじゃ、まずはキスしなくちゃな」

「ちょっ…またするの~?」

「当たり前。頑張ってくれんだろ?」

「う~~~っ…。はい…」



それから昼休みの間、あたしと利玖はほぼ唇を重ねていた。



そして今日わかったことは、利玖は結構Sだということ…。



< 75 / 123 >

この作品をシェア

pagetop